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1月上旬 | ||
皆様、あけましておはようございます。 2003年になったら、皆「あけおめ」とか言ってくんだけど、「アケミおめでとう」って意味で言ってる奴がいたらおもしれぇなと思った俺。 年末年始も変わらず銀とタイマンはってた訳なんですが、久々にここで新作でも紹介しときます。
「これって1年ぐらい前からその辺に転がってませんでした?」 とかぬかされた。 俺の場合、新作ってもかなり前に作ってリリースしてない物が多いから、リングの新作はマジで久々だなぁ俺。 ところで…どうでもいい話なんだけど俺の単車が戻ってきたと思ったら、後輪ブレーキの軸が折れるっつーあり得ない事になりやがった。これも雪の中、元旦暴走とかしてたせいなのか。年明けから不吉だ。 まぁ、いいや。そのまま乗っとこう。 今年も「NON STOP」で突っ走れって事だろ。 もしくは「死ね」ってことかな? |
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1月中旬 |
いよいよ、パリの展示会へと出発する日も近くなってまいりまして、準備が全く進んでいない!大丈夫か俺!? なんせ海外だからねぇ、言葉の問題とか色々ありやがるし…。そんな事を思っていると単車にまたがり打ち合わせへと走り回っている時もついつい横文字の看板とか金髪のおネ−ちゃんとかに目がいってしまう 今日この頃。 しかし、街に溢れる広告看板はあんまりカッコイイのがねぇなぁ。 だがしかし、そんな中で俺の愛煙タバコ「Marlboro」の看板。 「Come to where the Flavor is」(何処かからやってきた香りは…) のセリフを前面にでかく出し、その後にタバコをくわえたカーボーイのオッサンの横顔。ぬお〜シブイ。セリフがisで終わるのが最高。 俺も何か海外で使える決め台詞を考えねば、一発でビシッと決まるヤツ。 そうだ!! 「May One Is」(やらせて頂きます、ハイ!) 続けて読めば 「マヨネイズ!」 OっK〜!! これでアメリカンジョークもばっちりだ。と意気揚々に単車を飛ばす俺。 いや、ちょっと待て!! 俺が行くのはフランスだった。やばい、このままじゃあパリジェンヌに通用しない。こうなったらひたすら笑顔で押し切るしかない。 そして、フラれたら逆ギレして日本語で叫びながら暴れとこう。 きっと強制送還だな俺…。いやいや、余計な事を考える前に準備はどうなっている!?しまった!何もやっていない。 まぁ、いいや…気合いと根性でいってらっしゃ〜い。 注)英文の和訳はテキトーです。 |
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1月下旬&末日 |
その時、俺は日本にいた。 海外で展示会をやるのは、もう4回目なのだが…今日はことの外、忙しかったせいだろうか…空港、飛行機に乗り込む一歩手前で 「!…サイフに金が入ってねぇ…」 そう、いつもニコニコ現金払いな俺はキャッシュカードなど持つはずもない。ヤバイ!以前も海外出張の際に荷物丸ごと忘れて飛行機に乗り込んだことのある俺。人生で同じ過ちは何度も犯しちゃならねぇ。 良く言うだろ 「仏の顔も三度まで」 あっじゃあ、今回はまだニ度目だから大丈夫じゃんって気楽になったところでサイフの中身は変わらない俺。 このままだと叉も食い逃げ生活しないとならなくなってしまう。 海外で”息抜き”どころか”生き抜く”ことすら出来ん。おっうまい。 貧しい異国の人ってノリで、パリジェンヌにメシをゴチらせるってのもありだな。 土壇場で自分でも考えなかった力を発揮する。 『火事場のクソ力』 ってやつがきっとパリジェンヌの・を射止めるに違いない、と機内で一人不適な笑みで意気揚々。 しかし…いつまで経っても飛行機が飛ばない。既に30分経っている。 何やってんだよ、コラ!! こんだけ時間有ったら銀行のキャッシュディスペンサーで『引き出し』、『預金』、『引き出し』、『預金』って何度もやってコンピューターに 「もう勘弁して下さい」って言わせられんだろ。 ひょっとすると、繰り返してるうちにコンピューターがフェイントに引っ掛かって連続で『引き出し』ってやっても預金残高が減らずにすむかもしれん… そんなことを考えていたら深い眠りにつき、起きたらその時、 俺はフランスにいた。 結局、パリ滞在中は同行していたAshのトゥルキにカードで金を払わせたので問題ナッシング。そんな『パリ展示会死闘編』は、BRAND PHOTOでご覧下さい。ちなみにパリジェンヌにメシをゴチらせるはずが、酔っぱらいのオヤジにからまれて喧嘩になり、店を追い出され、最終日のオフには雨に降られるし、オネーちゃんにフラれるし、ろくな事がなかった パリの旅。 日頃の行いが良くねぇって事な〜の〜か〜。 |