2007
12月上旬
何事も準備と確認が重要だと言われている。
だけどもうよくねぇ?
もうやってみりゃよくねぇ?
グダグダ言ったり聞いたりすんのに飽きたらよぉ。

つー事でイベントとなりました。
ホテルに入ってから後悔したく無いタイプの人は事前に確認しましょう。
ホテルに入ってからも何も後悔しない人は考えずに参加してみましょう。

俺?俺かい?
ヤルだけヤッてから5回までは確認って言うタイプだな。

EVERYBODY READY?!

2007
12月中旬
年の瀬とか何とか言う輩が迫って来てるって話も、
聞かなくも無い事も無く無い、俺。
既に肉体的な疲労と精神的な苦痛は臨界点を突破し、
今年最後のイベント「Everybody Ready ?!」
二日前には、ライブにてチョーフを肩車から投げ飛ばし、
一日前には、路上にて中国人サラリーマンを道路に投げ飛ばし、
当日には、終了時に頭の中身を何処かにぶっ飛ばしてTHE END。
何かとLOUDなSPEEDでDRIVEした年だった。
こんな一年の過ごし方をしていると、
変な奴って扱いをよくされますが、俺。
そんな事はありません変な奴は世の中に沢山居ます。
つまり、民主的に考えて多数決を尊重するならば、
変な奴は多数なので、それが正常です。
そう思いながら読みましょう。

それにしてもよー。
昨日の夜、スゲー変なオッサン見たぜ、俺。
このクソサミー時期にそのオッサンはタンクトップ一枚で、
首から「大統領」って書いたデッケー木の札ぶら下げて道路を歩いてた。
反対側の道路を歩いてた俺は叫んだ。
「大統領!核の使用許可をお願いします!!」
するとオッサンは叫んだ
「やっやややっ、やってしまえ〜!!」
ありゃー間違いなくテロリストに殺されますね。

そうだとしてもよー。
この前、チョーフに電車に乗せてもらったら変なアンちゃん見たぜ、俺。
ポマードでギラついたリーゼントにライダース着たアンちゃん、
周りには目もくれず一生懸命に画用紙にマジックで、
デッカク「係員」って書いてた。
真剣すぎて声掛ける気にすらならなかったな、俺。

そんなんでもよー。
最近、夜中のコンビニで変な張り紙見たぜ、俺。
パンが並んでる棚の所に張られた紙にはこう書いてあった。
「万引き犯を捕まえて下さい!!」
まぁ、ここまではまだしもその下に似顔絵。




デ・ニーロ!?
おいおい、これデ・ニーロじゃねーの?
まさか森下にデ・ニーロが!!
あのアカデミー賞を受賞するほどの名優が一体何を万引きしたのか?
「パンを2個、万引きしました」
・・・・・くれてやれよそんぐれー。
あのロバート・デ・ニーロだよ。
いいじゃねーか、パンの10個や100個ぐれー。
ひょっとしたら「万引き犯」って新しい映画のリサーチかもしんねーだろ。
むしろ
「あの、デ・ニーロが万引きする店!!」
って宣伝すりゃーいいじゃねーか。

なっ世の中には変な奴が沢山居るだろ。

2007
12月下旬
活動としてREFUSEを一人で始めてから10年が経った。
残った物はボロボロの単車と壊れた身体とイカレた頭。
このままどうなっていくのか、俺。

ちょっと前の深夜。
FUCKTORYの脇のチャリンコ置き場、
酔っ払って立ち小便してるオッサン発見。
すかさず背後からドロップキック!!
喰らわしたら、ぶっ飛ぶオッサン。
丸出しで。
フラフラと立ち上がって来たオッサン。
額からは真っ赤な血がダラダラと。
丸出しで。
二言三言怒声を浴びせると項垂れて、
ヨロヨロと去っていくオッサン。
丸出しで。

んー。いずれあんなオッサンになるのかな、俺。
どうせなら何処の街にも必ず一人は居るイカレタオッサンになろう。

よく、小学生の時とか公園で遊んでたりすると、
鳩もいないのにズーっと餌やってるオッサンとか、
ひたすら壊れたチャリンコのペダル回してるオッサンとか、
ゴミ集め続けてて人に弄られると怒るオッサンとか、
そーゆー社会的に犯罪にならないけど問題にはなる、
イカレポンチなオッサンって居るだろ?
で、小学生ぐれーの頃には、
そーゆーオッサンにロケット花火を発射したり、
爆竹を投げ付けて退治しようとしたりするわけだ。
でもなぁ。
あのイカレポンチなオッサンは、
実は文部省から派遣されて仕事としてあんな事してんだ。
オイ!!
今、そんなワケねーだろとか思ったべ?
ちょっと考えてもみろよ?
ずーっと同じ行動してて飯食えるワケねーだろ。
浮浪者だって日雇いの仕事したり、飯集めたりしてんだぜ。
まして、長い間健康に生きて、同じ行動してられねーべ。
あのオッサン達は給料貰って、あーしてる公務員なんだよ。
じゃあ、何故に文部省がイカレポンチなオッサンを派遣してるか?
それはな、
小学生とかに世の中の危険を察知する能力を身に付けさせる為だ。
子供ってのは、恐い物や危険な物にも興味を示し、
不用心に近付いてしまうので、危険を教える為。
同時に、あーゆーオッサンになってはいけない、
そう思わせる悪い見本として存在してる。
だから、文部省は教育の一環としてどの街にも必ず一人は、
イカレポンチなオッサンを派遣してる。

将来、イカレポンチなオッサンになったら、
そうやって言い訳しよう、俺。

2007
12月末日
暗闇の中で光を捜し進む。
見つけだした光が映し出す影が悪魔だったとしても、
それが真実だ。創り出す真実だ。
終わりが始まって、
世界は断末魔を挙げてくたばっちまった。
悪魔の目的は世界を終わらせる事じゃない。
自分達の世界を創る事だぜ。
準備はいいかい!?
手の中には真実と未来がある。
闇の先で待ってるぜ、俺。



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