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4月上旬 |
今回はチョット真面目な話。 4月5日、1人のロックスターが死んだ日。 もう9年も前の話だ。その時まだ高校生だった俺。 ただ彼の魂が空に吸い込まれるのを見てた。 己の全てを叩き付けて、ただひたすらに純粋であろうと叫び続けた男。 カート・コバーン 激しいムーブメントを巻き起こしながらも、ビジネスと創作の狂気の中で魂を削られた彼は 「消え去るより、燃え尽きた方がいい」 と言い残して引き金を引いた。 暗闇の中で生きてきた男は、生まれ変わると信じていた。 HE GOT THE SUN. 太陽を掴んでしまった男は、鉛玉を頭にブチ込んだ。 今でも彼の歌を聴くと激しい感情が押し寄せる、波のように。 多分、この先も生涯忘れる事が出来ないような名曲を素晴しい音楽を彼は残したんだ。 高校生の時から俺は、もの凄い影響を受けて…今はこう思う。 『彼の様に、誰かにとって生涯忘れられない物が創れるだろうか?』 よく『一生もの』って言葉が使われるけれど、一生使える物なんていくつもありゃしない。単純に物理的な丈夫な物じゃなく、 誰かが「一生涯でも使いたい」と思えるような物を俺は創る事が出来るだろうか?まだまだ半人前な俺には、ただ努力する事でしか答えが見えそうにない。 27歳で壮絶な最期を遂げた、カート・コバーン。 中途半端なまま、今年で27歳になる俺。 太陽はまだ掴めそうにない、そんな事を考える4月の始まり。 ふと、昔の事を思い出した。 High School先生が僕に聞いた お前の夢は何かと Noise Beat Rock&Rolling,Loud Speed Drive. 夢は壮絶な最期を遂げることじゃない 夢は………夢は? |
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4月中旬 |
必殺技!! とかく男は必殺技である。 自分を男としてランクアップ、ビーバップさせるならば必殺技の一つや二つ、身に付けておかなければならない。 「この平和な日本で必殺技なんかいらねぇよ」 そんな事を言う奴は今すぐ地球を去れ!! どんな局面でも多大なる効果を発する必殺技。 コレが必要ないような生ぬるい人生など意味が無いぞ、なぁ俺。 必殺技はその技そのモノよりも先に名前が重要だ。 例えば、アブドーラ・ザ.ブッチャーの『地獄突き』。ただの貫手も名前だけでかなりの恐怖心を相手に与えている。 例えば、スタンハンセンの『ウェスタン ラリアット』。この名前があるだけでハンセンと闘う前に相手選手は、控え室で苦悩してしまう。 要するに相手をビビらせる! 名前だけでランクアップ!! ガンをたれればビーバップ!!! 敵をうならせる必殺技の名前。『ファイア−』とか『サンダー』とか、 そういうのが強そうに聞こえる。 さらに難しい漢字を並べ立てて、先頭に『奥義!!』とか付け加えれば 効果絶大!!技自体はただのパンチでも何でもいいんだ。 何もしていないのに偉そうに語るシルバーデザイナーと同じ様なモンだ。 さぁ、今日から必殺技を身に付けろ! 『奥義!!サンダー地獄龍タイガー ファイア−波動脚』(ただのキック) とかそんなんを!! んっ!?俺の必殺技は何かって?……『寝技』 |
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4月下旬 | ||||
『十年一昔』そうだ十年も経つと色々な物が変わる。 時の流れって恐ろしいなぁ、なぁオイ!! やけに昔の事を思い出している最近の俺。(死が近いのか) そんな訳で十年の時の恐ろしさをお見せします。
まるで昔から爽やかな青春を謳歌していたかに見えます。 しかし時の恐ろしいところは真実を見えなくしてしまう事!! いけない!!ダマされるな!! これが十年前の本当の彼だ!
左がウィ〜ノ堅一、右が俺。 十年間でこんなにも変わるとは、本当に時の流れは恐ろしい。 しかしな、右のちょっとヤンキーあがり系なこわもてバイカー。 誰でも気兼ねなく怖がられそうな俺。 まるで生まれた時からガンたれてそうに見えます。 しかし時の恐ろしいところは純粋さを隠してしまう事!! だめだ!!忘れるな!! そう、俺の本当の姿はコレ。
十年の時の流れ……恐ろしい…。 |
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4月末日 |
久しぶりにシルバーの話をしようか。 えっ!? 聞きたくない。 …じゃあ、教えない。 と言う事で、また次回。 |